鈍行で3駅、一度電車に乗ってしまえばものの10分で宗条まで着くのだが、この片田舎ではそれ以上に電車を待つ時間がうざったい。八時半の朝会に15分余裕を持って宗条に着く便があるのだが、それを逃すともうアウト。
だから詩織は自転車通学。半司より更に2駅遠い私もチャリ通だ。
『気をつけなよ。詩織はそういうのに狙われやすそうだから』
そう言って優は詩織の狭いおでこにでこぴんを食らわす。彼女なりの愛情表現だ。何だかんだ言って、世間知らずで弱々しいところがある詩織を心配しているのは私より優だろう。
『そう言えば、あたしもこの前撃たれたよ』
やおら呑気に詩織が発した言葉。
衝撃的な告白をした……いや、したように聞こえた。
『え?ごめん、聞き間違いかな?撃たれたって……』
聞き返したのは優。彼女にも同じように聞こえたようだ。
『うん、左肩のとこ。えぇと、何て言うんだっけ、だだだだって……』
だから詩織は自転車通学。半司より更に2駅遠い私もチャリ通だ。
『気をつけなよ。詩織はそういうのに狙われやすそうだから』
そう言って優は詩織の狭いおでこにでこぴんを食らわす。彼女なりの愛情表現だ。何だかんだ言って、世間知らずで弱々しいところがある詩織を心配しているのは私より優だろう。
『そう言えば、あたしもこの前撃たれたよ』
やおら呑気に詩織が発した言葉。
衝撃的な告白をした……いや、したように聞こえた。
『え?ごめん、聞き間違いかな?撃たれたって……』
聞き返したのは優。彼女にも同じように聞こえたようだ。
『うん、左肩のとこ。えぇと、何て言うんだっけ、だだだだって……』


