「あの…あたし…やっぱり先輩のこと…好きです!」




言ってやった。


心臓がバクバクしている。




「もう、あたしの命もあとちょっとなんですよね。」



死ぬのは確かに怖いです。



でも、それは先輩のせいじゃないんですよね。


元々7月7日に死ぬ予定だった。先輩はそんなあたしを見つけただけ。


ただ、それだけ。


どうせ死ぬなら先輩に殺してもらったほうが幸せです。



だから、死ぬのは怖いケド



諦めます。





でも、先輩のことはやっぱり好きです。



先輩と話せた日はうれしくて、ちょっとしたことにもすぐ喜んで、毎日とっても楽しかったです。




「今までありがとうございました。なんと言われようが好きですから!死んでも好きですから!」



死んでも好きって…さすがに重いか。



「話はそれだけです!お仕事頑張ってください!」