同居ゲーム

「同じく。」



へえ、なんかイメージ通り。



海斗ってなんか何でも出来そうな感じなんだよね。



「じゃあ、家事全般出来る人？」


「まさか。
洗濯とかはスイッチ押すだけだから出来るけど、家を切り盛りするのは無理。」



でも手伝いはちゃんとするから安心してね、と海斗はあたしに言った。



ん、ちょっと待て。



「なんかあたしがやるみたいな事になってない？」


「そうじゃないの？」



そんな本気で聞き返さないで…。



「本気だったんだ…。」


「ん？何？」



海斗に何でもないよと言ってあたしはコンビニに行くと言って歩き出した美喜さんの後を追った。