同居ゲーム

「明日からは家で作って食べようね。」


「うん。
…でも誰が作るの?」



あたし達は顔を見合わせ、後ろの川端さんを振り返った。



「あの〜、川端さん?」



川端さんはゆっくりと顔を上げた。



聞いて、と隣の海斗をつつく。



「川端さんって、料理出来る?」



ゆっくり首を縦に振った川端さんに感謝!!!



「よかった〜!!!
明日からご飯作ってくれますか?」



また縦に首を振る。


よかった。



「由宇希は作れないの?」


「あたし?
あたしは一応食べられる程度の物は作れるよ。
海斗はどうなの?」