隣に座られた央はビクッと硬直した。
向かいに座っているあたしと美喜さんに交互に視線を走らせる。
これは助けを求めているのか?
あたしと美喜さんは顔を見合わせた。
「で。」
いきなり、岩谷さんが口を開いた。
「海斗がここにいることを許してもらえるんですよね?」
「あ、いや…。」
なんとか海斗を連れ戻そうと言い訳を考える叔父さんに海斗のキツい睨みが飛ぶ。
「成績も落とさず、規則正しい生活をする。
ならいいんでしょ。」
「……ああ。」
それを聞いて、あたしはほぅっと息を吐いた。
よかった、海斗は本当に帰らなくていいんだ。
よかったじゃん、と美喜さんに軽く体当たりされる。
「海斗もあんたを見てるよ。」
えっ?と聞き返しながら前を向くと、安心したように笑う海斗と目が合った。
あたしも微笑むと、海斗はもっとニッコリした。
「もう1つ問題が残ってんぞ。」
すっかりリラックスした様子のあたし達をみて、央が言った。
「川端のこと忘れんな。」
そうだった。
あたしは窓際で突っ立っている川端さんに目をやる。
相変わらず、手をギュッと握ってあたしを睨んでいる。
向かいに座っているあたしと美喜さんに交互に視線を走らせる。
これは助けを求めているのか?
あたしと美喜さんは顔を見合わせた。
「で。」
いきなり、岩谷さんが口を開いた。
「海斗がここにいることを許してもらえるんですよね?」
「あ、いや…。」
なんとか海斗を連れ戻そうと言い訳を考える叔父さんに海斗のキツい睨みが飛ぶ。
「成績も落とさず、規則正しい生活をする。
ならいいんでしょ。」
「……ああ。」
それを聞いて、あたしはほぅっと息を吐いた。
よかった、海斗は本当に帰らなくていいんだ。
よかったじゃん、と美喜さんに軽く体当たりされる。
「海斗もあんたを見てるよ。」
えっ?と聞き返しながら前を向くと、安心したように笑う海斗と目が合った。
あたしも微笑むと、海斗はもっとニッコリした。
「もう1つ問題が残ってんぞ。」
すっかりリラックスした様子のあたし達をみて、央が言った。
「川端のこと忘れんな。」
そうだった。
あたしは窓際で突っ立っている川端さんに目をやる。
相変わらず、手をギュッと握ってあたしを睨んでいる。


