「央、家出してたんだって。」
リビングが水を打ったような静けさに包まれた。
「……家出?」
「うん。
家出してブラブラしてる時にあの主催者の部下に声かけられたって。」
知らなかった。
「で、学校繋がりでバレて親に会ったらしい。」
「で、連れ戻されそうになったのか。」
「さすが岩谷さん、話が早い。」
ってか、察しがいい。
あたしはぽけーと海斗を見た。
早く先を、と視線で促す。
「一旦家に連れ戻されて、閉じ込められたらしい。」
「マジ?
酷くない?」
「怖いよ…。」
いくらなんでも、酷い。
親がすることじゃない。
「央の両親、再婚らしくて。
血の繋がってない同い年の妹いるんだって。」
「なーんか複雑そう。」
「そうでもないみたいだよ。」
言って海斗は座り直した。
「何でも、妹とお揃いのネックレスしてるらしいし。」
あ…。
あのネックレス、それなんだ。
あたしの頭に銀のネックレスがよみがえる。
大切そうに、いつも着けてた。
「仲良いんだね。」
「すごく嬉しそうに話してた。」
リビングが水を打ったような静けさに包まれた。
「……家出?」
「うん。
家出してブラブラしてる時にあの主催者の部下に声かけられたって。」
知らなかった。
「で、学校繋がりでバレて親に会ったらしい。」
「で、連れ戻されそうになったのか。」
「さすが岩谷さん、話が早い。」
ってか、察しがいい。
あたしはぽけーと海斗を見た。
早く先を、と視線で促す。
「一旦家に連れ戻されて、閉じ込められたらしい。」
「マジ?
酷くない?」
「怖いよ…。」
いくらなんでも、酷い。
親がすることじゃない。
「央の両親、再婚らしくて。
血の繋がってない同い年の妹いるんだって。」
「なーんか複雑そう。」
「そうでもないみたいだよ。」
言って海斗は座り直した。
「何でも、妹とお揃いのネックレスしてるらしいし。」
あ…。
あのネックレス、それなんだ。
あたしの頭に銀のネックレスがよみがえる。
大切そうに、いつも着けてた。
「仲良いんだね。」
「すごく嬉しそうに話してた。」


