「そんなまじまじと見られてたら料理出来ないんだけど。」
「あ、ゴメン、続けて。」
呆れたように笑って、海斗は箸を動かし始めた。
なーんか
「あたしより上手いかも。」
「えー?」
まさか、と笑いながら卵をフライパンの端に寄せる。
「初めて作ったの?」
「そうだけど?」
「上手いなぁ。」
困ったように頭を撫でられた。
「俺がやっとくから、由宇希着替えきな。」
「やだ、見てたい。」
「まったく…。」
どうやら諦めたらしく、海斗はもう一度フライパンに目を落とした。
次々とお弁当に入れるものを作っていく海斗をどれだけ眺めていただろう。
美喜さんが起きてくる時間になった。
「あんたら出来てんじゃないのぉ?」
かじかむ指を擦り合わせながら、美喜さんがじろりとあたし達を睨む。
ギクリとあたしは目を逸らした。
海斗は苦笑いのままだ。
「ったく、あたしだって彼氏欲しいのに、あんた達見せつけやがって。」
あたしは海斗の耳元に顔を寄せた。
「バレてる?」
「かも…。」
言っちゃう?と訊かれ、あたしは海斗の背中に隠れた。
「あ、ゴメン、続けて。」
呆れたように笑って、海斗は箸を動かし始めた。
なーんか
「あたしより上手いかも。」
「えー?」
まさか、と笑いながら卵をフライパンの端に寄せる。
「初めて作ったの?」
「そうだけど?」
「上手いなぁ。」
困ったように頭を撫でられた。
「俺がやっとくから、由宇希着替えきな。」
「やだ、見てたい。」
「まったく…。」
どうやら諦めたらしく、海斗はもう一度フライパンに目を落とした。
次々とお弁当に入れるものを作っていく海斗をどれだけ眺めていただろう。
美喜さんが起きてくる時間になった。
「あんたら出来てんじゃないのぉ?」
かじかむ指を擦り合わせながら、美喜さんがじろりとあたし達を睨む。
ギクリとあたしは目を逸らした。
海斗は苦笑いのままだ。
「ったく、あたしだって彼氏欲しいのに、あんた達見せつけやがって。」
あたしは海斗の耳元に顔を寄せた。
「バレてる?」
「かも…。」
言っちゃう?と訊かれ、あたしは海斗の背中に隠れた。


