~秋良side~





『ねぇあお、私ってどこかおかしい?』


「あっなんで?」
大きなあくびをしながらあおは答えた。



『イヤなんでって…皆私達が通った時あからさまに道を開けたよね?しかもなんかジロジロ見られてるし…』





「しらねぇ。まぁほっとけばいんじゃね?」




『は~あおはいつもそうなんだから。高校で友達できるかしらね』



「そのうちできるよ。」