優真の声にまたドキっとなってしまう 「あのさっ・・・ この爪のハートの意味って ・・・・本当なの?」 「・・・・そうだけど?」 「あたしのこと ・・・好きなんだよね?」 「・・・あぁ」 一度もあたしの方を振り向かない優真 ねぇ優真 今君はどんな顔をしてるの? あたしはね 今すんごく 顔が熱いよ・・・? 「それからね 考えてみたの・・・」 「うん」 「そしたらね・・・ あたしも・・・」 「優真が好きなんだ・・・ ってことに気づいたの」