「それで今日はどうしたんだ?君の親父のことか?」 「いや、親父は関係ないんです。…そろそろかなぁと思って」 「何がだ?」 俺も話を聞いていた。 でも『そろそろ』の意味はわからない。 不思議そうな顔をする俺たちとは反対に睦月さんは笑っていた。 「そろそろ俺にJewelの社長を継がせてくれる頃かと思ったんですよ」