眠り姫に100万回のキス☆2




「あ、俺桜庭睦月(ムツキ)。お前の父さんの兄貴の息子。お前の従兄弟」


「はぁ…」




何か、この人の声に圧倒されてしまう。




「おじさん、いる?」


「あ、いますよ…」


「連れてってくれよ」




睦月さんが言うから、俺は父さんの部屋に行った。