眠り姫に100万回のキス☆2



バタン!

車のドアが閉まる音がした。


見えたのはスーツを着た長身の男。




「誰?」




そんなことを思いながら、見ていると男が俺に気付いた。




「お前…もしかして奏斗か!?」




男が言った。



まずお前呼ばわりかよ…

てか何で俺の名前知ってんの?


俺は意味がわからなかった。