わたしと幼なじみ達

☆姫 story



次の日。




勝負を始めて6日目の朝。




放課後、約束どうり愛羅たちが来てくれた。




考え始めて一時間。




愛羅が、


「んー…。あ、いいこと思い付いた☆」

「愛羅!?ほんまか?」

「うん!今度はボコるとかなしで考えた♪」

「まぢ!?なになに?」

「あのね、」





愛羅が考えたのはこうだった。





まず、愛羅と純がお見舞いみたいな感じで病院にくる。




見回りの時間までに愛羅とあたしが入れ替わる。




見回りの時、愛羅は布団にもぐり込んで、純が見回りの人に、「もう寝てるで!」とか言う。




あたしは、愛羅のふりして病院から出て学校にいく!




というものだった。




「どう!?」

「「…。」」

「やっぱダメ?」

「超いいじゃん!!愛羅が考えたとは思えないくらい!!」

「えっ、ほんとー!?」

「ほんま、ビックリや!!俺も考えつかへんかったで!!」

「愛羅、才能開花しちゃった!?」

「「それはない」」

「言い切るの〜!?」




でも、愛羅の作戦をそのまま使うことに。




で、前日の明日に、詳しいことを決めるって。




…大丈夫かな。




あたし、まだお腹痛くなる。




力入れたら当たり前だけど、動かしただけで痛くなったりとか…。




だから、軽く心配。