わたしと幼なじみ達

☆姫 story



5日目の朝。




つまり、入院した次の日。



ヒマだぁー!!…あと2日。




勝負はどうなったかな…。




あと…昨日、拓斗はどうしたんだろ…。




圭は…何してるんだろ…




…。



ダメだー!!




心配性なのってほんと困る…。




まぁ、気になるもんは仕方ない!!





愛羅たちを待つしかないか!!




それから長ーい時間、愛羅たちが来るのを待ってた。




そして、学校が終わった時間。





もうちょっとだな。




ガラガラ…




きた!!





「愛羅?純?入っていいよ?」

「俺は?」

「拓斗…」





きたのは、あの2人じゃなく拓斗だった…。





「…何しにきたの?」

「ひどいなぁ。心配して来たんじゃーん♪」

「ありがと。元気だから、帰って。」

「冷たぁ。そんな嫌わないでよ。姫香ちゃん♪」

「…。」

「ハハハ…安心してよ。入院してる人を殴ったりしないから。」

「…。」

「あと…俺のせいなんて思ってないよ?俺のいうこと、素直に聞かない姫香ちゃんが悪いんだからね?」

「そんなことをいいに来たわけ?」

「ひどいひどい。もしかしてさぁ…秋南との勝負の事聞いてないの?」

「うん…。」




拓斗は何しにきたの?