わたしと幼なじみ達

やって来ました、昼休み♪




どうなるか、気になりすぎて午前中の授業、集中できなかったぁー。




午後の授業を、いい気分でサボれるか、最悪な気分でサボれるかは安西次第だな。





「愛羅、行くで!!」

「うん!」





純くんと戦場へ向かう。




敵はもう来ていた。




「待たせたわね。安西さん…」

「ちょっ…どんな気合いよ。萩野さん…」

「愛羅の事は気にせんと、はよ話しぃや。」





気にせんとって…。




まぁ、早く話したいけど。




「はいはい。あたし嫌われてんなぁ。話しは、もちろん桜井さんが入院したから勝負がどうなるかって事ね。」

「で?どうなんの?」

「桜井さんの負け…。」

「なっ…!」





青葉のせいなのに!?





「…にするほど鬼じゃないわ。だから、桜井さんの負けにはしない。」

「じゃぁ、勝負は中止になるの?」




そうなれば、嬉しい。





「あたしは鬼じゃないけど、そこまで甘くもない」

「じゃぁ…」

「勝負は中止にしない。あたしは約束の1週間。あと少しだけど…。圭くんと暮らすわ。」

「告白は?」

「告白もするわ。」

「ほな、姫はどうなるん?」





たしかに、姫が不利だな…。