わたしと幼なじみ達

☆愛羅 story



病院から帰った後、夏くん達にどうだったか聞かれたから、命の危険はないけど2週間だけ入院だって言った。





だって、腹部の内出血で、どったらこったら…なんて言ったら、まず


「なんで?」


って聞かれるでしょ?





そしたら、答えられないからね。




純くんも約束どうり言わないでいてくれた。




良かった♪





問題は明日!!




なんとか姫の負けを防がなきゃ!!





次の日。




あたしが登校してる途中


「はーぎのさん♪」


って声がした。





この聞いただけでキレそうな声は…


「安西…さん…」




こいつしかいない。




「怖い顔しないでよ?ちょっと話しましょ?昼休み、ここで待ってるわ。」

「わかった」





きっと、こいつも勝負の話するんだなって思ったから了解した。





「純くーん!!」





教室に純くんがいたから報告。





「どうしたん?」

「安西が昼休み話そうって言ってきたから、OKしたの!!だから、報告☆」

「わかったで。昼休みな。了解や。」





安西と約束した場所は、人気があんまりない。




あんなとこで、安西がムカついたら…





マズイかも♪




姫があんま殴んなって言ってたし…殴んないけど。



(多分。)