わたしと幼なじみ達

「…そうだよね。ありがと!!」




2人のお陰で気持ちが楽になった。





「じゃ、明日安西さんに聞いたこと報告しにくるね!!」

「うん。気を付けてよ?出来るだけ殴んないでよ」

「頑張る♪じゃぁね」

「うん。じゃぁね、愛羅、純!!」

「ほなな。」





2人が去った後の病室は寂しかった。




でも、その後に保健の先生と若林先生が来てくれた。




ちなみに、保健の先生の名前は…





なんだっけ?





先生の話を聞きつつ、そんなことを考えていた。





「ところで、桜井。手は動くのに、動かさなかったらなまるだろ?」





この言葉にイヤな予感。





「いえ、べつに…」

「と、言うわけで、宿題を持ってきたぞ。」





この人、生徒の話聞いてない…。





「2週間、退屈しないように、全教科つくってもらったからな!頑張れよ。」

「お…鬼〜!!」





ひどい。ヒドすぎるよ!!若林!!鬼教師!!





若林先生が帰った後、保健の先生に聞いてみた。





「あの、今日はありがとうございました!!あとさ、先生の名前、なんてゆーの?」

「クスッ…私は、安住綾葉。こう見えて二十代よ。」

「あ、そうなんですか」

「相談があったらいつでも来てね。姫香ちゃん」

「はい!!」




いい先生だ。





感謝です。