わたしと幼なじみ達

★圭 story



姫が青葉のとこ行ってから今日で4日目。




安西が少しおとなしくなった。




いいことだ。




うん。




でも、姫は全身にケガをしていた。




夏達は、転んだって事で納得してたけど、俺は、違うと思う。




愛羅の目も、転んだケガに向ける目じゃなかったような…。




まぁ、あくまで俺の推測だけど。




俺は考え出したら止まんないタイプ。




そーゆーの、姫に似てるってたまに言われる。





まぁ、関係なくて。




考えすぎて暗くなってた俺は、近づきにくかったみたいで、誰も回りにいなかった。




いいことだ。




うん。





夏に、

「圭暗い。姫のケガ見て心配なのはわかるよ?好きなんだし!けど、暗い!!大丈夫、青葉にはとられないから♪」


そう言われた。




…青葉にとられるなんて、考えた事なかった。




もしかして、俺は愛羅と同じくらいバカなのか?





今度はこっちで暗くなった。




夏が同じ事を言ってたから、聞き流してたら愛羅が帰ってきた。





「あれ愛羅、姫は?」

「屋上にいるよ?」

「姫、1人で?」

「心配ならいってきなよ♪」

「べつにっ///」

「圭!!俺の話を聞け!!」





なんか…いやな予感がする。




姫…。