わたしと幼なじみ達

★拓斗 story



俺は今、親父と同じ。




自分の好きなヤツ、桜井姫香に暴力してる。




最低だよな。




わかってるけど、押さえらんねーし。




自覚はあんだよ。




DVなんだろ?





母さんにも暴力したし。




親父みたいにはなりたくねーって、思ってたけど。





俺は、全部思い通りにならないと手が出る。




今まで付き合ったヤツも、それでダメになった。





けど、姫香ちゃんはまぢなんだよ。




だから、余計。




白鳥が好きなんだとよ。




はぁー。




なにやってんだ俺。




こんなんで、姫香ちゃんが手に入らないこともわかってる。





けど、自分の意思じゃどうにも出来ない。





クラスでは甘い声で


「拓斗くぅーん♪」


って、話しかけてくる女がたくさんいる。





いちおー営業スマイルで、笑い返す。





そうすると、大抵顔を真っ赤にして


「キャァー!!」


って、叫ぶ。





でも姫香ちゃんは違った。

営業スマイルで笑っても、
「あ、どうも。」

で終わり。





それに、ひかれたんだ。




で、どうしても手に入れたくなった結果、これ。





母さんが、心配してきた事もあった。




それでも、変わらない俺。




いちおー苦しんでんだよね。





変わらなきゃ…あと、4日しかねーんだし。