わたしと幼なじみ達

そういえば、好きって気づいたらどうすればいい?




あたし、今までどうしてた?って…




あたし、恋したことなくない!?




そーだよ!!小中学校では、いぢめられてたし。




ぜ、絶望的…。




あたし、初恋だったんだ…。





だめだ、こりゃ。





かるーくショック受けながら、お風呂をあがる。




あたしは、服を忘れるなんてドジな事しない。




って、そーじゃなくて!!




あたし、安西さんの事も考えなきゃいけないし…。





あれ?でも、安西さんも圭の事好きなんだよね?




…てことは…



安西さんに圭を取られないようにして、




安西さんからのいぢめをなくす作戦を考えて、



さらに、好きになったら、どうすればいいかも考えなきゃいけない?





はぁ!?やること多すぎでしょ!!




てゆーか、優先順位は?




あれ、やることなんだっけ?




…寝よ。




ダメだ。




頭も壊れる。





とりあえず、あした愛羅に聞いてみよー…。





こうして、パンク寸前の頭を無理矢理寝かしつけた。










『姫。愛羅疲れちゃった…。バイバイ』



え?なんでいきなり?



『あかん。もう面倒みきれへんわ。』



えっ、あたしのお兄ちゃんでいてくれるんでしょ?



『姫。俺もめんどくさくなった。』



夏?なんで?



『もう…自分でなんとかしろよ』



有も離れてくの?



『姫。俺、安西とつき合うことにしたから、もう一緒にいれない。』




ヤダ…。



ヤダよ圭!!