わたしと幼なじみ達

俺が部屋でずっと考えてると、愛羅が来た。




珍しいな…。




「どうしたん?愛羅が来るなんて珍しいやん。」

「うん…。あのね、今日愛羅が安西さんを殴ろうとしたこと知ってるよね?」

「まぁな。それが、どうしたん?」

「あのね、その理由は、安西さんが姫の事を鼻で笑ったからなの…。」

「なんやて!?」

「痩せこけた姫を見て、笑ったの…。愛羅、もう我慢できなくて…。このこと誰かに言わないとまた、殴りそうで…。」

「なんで俺なん?」

「夏くんは、きっとすぐ殴りに行っちゃう。でも、姫は殴りあいを望んでないんだ。でも、純くんなら、冷静に聞いてくれるかなって…」

「まぁ、夏に言ったら、そうなるな。姫に言えるわけないやんな。って、なると俺か。」

「うん。純くんはみんなのお兄ちゃんみたいだし」




愛羅の気持ちようわかるわ。




俺でも殴ってたかも知らん。





そうおもたけど、自分でゆうたら、なんかの糸が切れるような気ぃしてん。





せやから、いわへんかった。





「ゆってくれてありがとな。愛羅、まだ、殴りあいはあかん。せやけど、なんとかしような。」

「うん!!ありがと!」




圭は知らんねんから、俺が守ったらな!