わたしと幼なじみ達

☆姫 story



あたしは、食べれなくなっても、まだ考えてた。




どうしたら安西さんに…。




それにくわえて、毎日のいぢめに対する疲れやストレスもたまってたんだ。




今日は、1人で帰ってた。




そしたら、急にフラってして…立てなくなって…もうだめ…





「姫!!」





遠くで夏の声がしたけど…



あたしの記憶はそこで途絶えた…。









気がついたら、保健室にいた。




横には、夏と愛羅がいた。




「姫…。なんで…。なんで言わねーんだよ…。」

「夏?何言って…」

「姫!!もうやめてよ!!なんで愛羅にも言ってくれないの?なんかあったら言うって…言ってたじゃん。」

「あ…いら…」

「ごめんね…あたし、みんなに心配かけないように…」

「何言ってんの!?だんだん痩せてく姫を見てる方がずっと心配だよ!?」

「愛羅の言う通りだよ!頼むから…全部言えよ…」

「…わかった。でも、後の3人には言わないで?」

「内容次第」

「わかったよ…。あたしね?」




あたしは、全部言った。




安西さんが悪口をばらまいたこと。




いぢめのこと。




4人が傷つかないように言わなかったこと。




ずっと悩んでたこと。





…ご飯が食べられなくなったこと。




全部…。