わたしと幼なじみ達

「どうって…」




あたしが離れれば、これからいぢめられることはなくなる。




それって、すごく嬉しい。



でも…





「あたしが…あたしが4人と話さなくなることなんてない。」

「なっ…」

「別にあたしは4人がかっこいいからとか、そんなの興味ない。ただ、あの4人は大切な幼なじみ。それだけだよ。」

「…姫の勝ちだよ。安西さん♪じゃあね〜!姫、行こ〜♪」





それから教室についた、あたし達。





「もー、なんなの〜!腹立ったねー!姫!!」

「うん…だけど、あたしは愛羅にビックリした。」

「あ…。ごめんね、姫。愛羅ね?キレたらあぁなっちゃうの。でね?中学の時も最初は友達いたんだけど、愛羅がキレるとあぁなっちゃうの知って、離れてったんだ」





愛羅って、一番友達多そうなタイプなのに…





「でもね?愛羅、姫には嫌われたくないんだ…。姫もひいちゃった?」

「ひくわけないじゃん!あたし、愛羅すきだし。」

「姫〜!」





愛羅が飛びついてきたとき、




「なに朝からイチャついとんねん。ここ教室やで?」




声がした方を見たら4人がいた。