わたしと幼なじみ達

☆姫 story



次の日、熱もすっかり下がって元気全開♪





愛羅と登校してたら、目の前に女の子が立ちはだかった。





「…あなたが桜井姫香さん?」

「えっ?そうですけど…。」





訳がわからないでいると愛羅が





「あぁー!安西秋南!!さん!」



って、いった。





…この人が安西さん?




確かにキレイだから、特別寮ってゆーのもわかる。





でも…愛羅のほうが断然かわいい。





なんて思ってたら、ちょっとキレぎみな安西さんが

「ふーん…。べつにふつーじゃん。」




はい?





「ふつーより、ちょぉーっとかわいいってカンジ」





あたし、初対面の人になんでここまで言われてんの…?





頭にきて、一発なんかいってやろーと思ったんだ…



けど、隣でブチッって音がした。




見てみたら、愛羅が見たこともない顔とオーラを出していた。





「あ…愛羅?」

「…あんたさぁ、初対面の姫になに言ってんの?…つーか、姫のがかわいーし。」





これ、ホントに愛羅?かなり怖い…。





「ふーん…。普段はブッてんだぁ。」

「はぁ?なにいってんの?キレないと、こんなんなるわけねーし。」

「まぁ、いいわ。用があんのはアンタじゃない。用があんのは…桜井さん。」