そしてそのあとはまたいつものようにくだらない話で笑いながら駅まで行き、お互い電車に乗って帰った。 あたしは部屋で一人、 何度もさっきのことを思い出し、 照れながら枕に顔を埋めた。 このときばかりは、 あたしは今日あったこと、 篠山理穂とのことや、 帰りに知らない男子に声をかけられたことを、 すっかり忘れていた。 また明日、 いいことありますように‥‥ なんて思いながら、 幸せいっぱいで眠りについた。