*あたしの好きな人*


誰かに呼ばれた。


誰か?



誰かじゃない。


この声は‥‥‥‥







「おい!柚だろ?達也、そいつ離してくんねぇ?」


「あ〜?この子龍の連れ?な〜んだ、じゃぁバトンタッチ。可愛いからこっち連れて来いよ〜。」


その男は笑いながらみんなのところへ戻っていった。