「「すっごーい。」」 「な…ぬ…?」 なんとも間抜けな声… 私と莉菜は放心状態。 『何で言ってくれなかったの?』 『すごい!ってかサインほしい〜。』 何で… 「何で。何で引かないの。」 『だってそんなの決まってんじゃん。』 綺蘿と結華が声をそろえて 「「友達だから♪」」 私は涙が止まらなかった。 『泣かないでよ。』 『もしかして私たちが離れてくとでも思った?』 「うん…。」 『何があっても友達だよ!』 「ありがとう」