『それより美弥、崎本勝輝って人のことはどうするの?』


崎本勝輝…


「忘れてた…」


『一応倒れたことは口止めしたけど、理由は言ってないから気を付けて。』


「いつもありがと莉菜。」


『いえいえ。』


話してたら学校に着いた。


私のクラスに綺蘿と結華がいた。


私は莉菜にいつものを頼んだ。


「おはよ。昨日はゴメンね。心配かけたみたいで。」


『美弥生まれつき体が弱いから倒れたりするの。昨日説明しないでゴメン。』


いつも道り莉菜と私で誤魔化す。


私は体なんか弱くないけどね


『そうなんだ。大丈夫?』


結華が言う。


「大丈夫。ゴメンね心配かけて。」


『大丈夫。』


そのあとチャイムが鳴って莉菜と結華は教室に戻った。