私が言うと羽実ちゃんは考え込んだ! そして何か思いついたような顔でこっちを向いた。 『美弥に足りないものはね意外と近くにあるんだよ! でもそれは自分で見つけないとね? でも美弥はなんで勝輝くんが乃乃ちゃんと歩いてるのを見たとき胸がモヤモヤしたか分かる?』 私は首を横に振った。 『考えてみて!美弥にとっての勝輝くんを。』 私は目を瞑って考えた。