目が覚めると白い天井。 周りはカーテン。 ここは…。 『目が覚めた?』 この人は保健の先生? ってことは保健室か。 「はい。」 『びっくりしたわ。来た途端意識を失うんだもの。』 先生はクスッと笑いながら言った。 「すみません。」 『悩み事?』 「え?」 『分かるわよ。身体は元気なのに倒れたり震えたりするのはおかしいもの。 話してみなさい。私でよかったら聞くから。』