でも終わんなそうなので、
「あの〜。」
そういうと救世主さんが、
『ごめんなさい!私は風谷澪<カゼタニミオ>。一応女優をやってるわ。ほらあんた達も』
『私は佐倉羽実<サクラウミ>。読者モデルやってるの!Miyaに超憧れてて♪』
『俺は川神裕介<カワカミユウスケ>。俺はモデル。んで、この馬鹿は俺の彼女。』
ほぉ。通りで仲の良いこと。
「須々木美弥です…。」
『美弥ちゃん私と友達になって!』
そう言って頭を下げる佐倉さん。
「私もなりたいです。」
そう言うと佐倉さんは目をキラキラさせて、
『私のことは羽実って呼んで!』
「う、うん。私も美弥でいいから。」
『私も友達になって。』
「うん!」
『私のことは澪でいいから!』
『俺は?』
「あ。う、うん。友達!」
それからメアド教えてもらって次の授業が始まった。
教科書は隣の席の澪に見せてもらった。
午前の授業が終わった。
今は12時。
あと一時間で笹原さんが来る。
『美弥、屋上でお弁当食べよ。』
「あ!うん。待って羽実。」
『早く。』
私は荷物をすべて持って屋上に行った。


