*勝輝* 俺の少し後ろを歩く美弥。 どうすんだよ。 ブラブラって言ってもドコ行くんだ? 足止めできんのか俺? クラスのみんな。早く準備をしてくれよ…。 『あ!!』 後ろで声が…。 「どうしたんだ?」 『そこのお店行ってもいい?』 遠慮がちに聞いてくる美弥。 そこにある店はいかにも女子が好きそうな可愛らしいお店だった。 「いちいち許可取んなくていいから。他にも行きたいとこがあったら言えよ。」 『うん、ありがとう。』 そう言ってお店に入ってゆく俺達。