何様!?執事様!!



お前は命令通りに動く駒だろ。


何故 動かない?


何故 殺さない?



あの言葉は嘘か?




「申し訳ありませんが私にそれは出来ません」



「何故?」



「私が貴方様の執事だからでございます」




真っ直ぐにマフィアに向けられた視線。




マフィアもその瞳を逸らさず見た。



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