あたしが初めて瞳に映した人は、 あたしの執事で… あたしの中では王子様のようだった。 ずっとずっと 一緒にいたのも執事で、 何回もその腕の中で眠りについた事もあった。 何も分からないあたしに、たくさんのものを教えてくれたのも、 あたしの執事で… あたしはトータスの背中ばかりを追っていた。 .