「……ナ………ジュナ!!起きろジュナ!」 「んっ?……」 ・・・・トータス…? あれ?…あたし・・・ 「随分とうなされていた…大丈夫か?」 そっとトータスの手が額に落ちる。 その手は少し冷たく、速くなった心臓の動きを落ち着かせた。 「トータス…幸せを望むなら後継者をつくれってあたしが言ってた・・・」 「…はっ?」 「そうすれば、神はその願いをきいてくれるんだって…」 「………」 .