身分の違いがもたらした最悪の結末。 主人だの執事だの――… トータスが最後に見たジュナの顔は、 怒った顔でもなく、 寂しそうな顔ではなく、 無表情のままの涙の顔だった・・・・。 そして今も 無表情のまま瞳を閉じ、 声も出せない一人の少女になってしまった。 .