誰にも渡したくない。 ずっと私のお傍にと思う醜い独占欲。 こんな感情… 名付けるならば、 "好き" "愛しい" と言う感情なのでしょう。 私はいつしかお嬢様にそのような感情を抱いてしまった。 しかし私の務めは執事。 お嬢様に仕える事だけ。 決してそのような感情を持つ事は許されるものではない。 お嬢様の血を絶やさない為もパートナーを探しすのも私の仕事。 .