朝、眩しい光に目が覚めた。 「おはようございます お嬢様」 ・・・・・・・。 夢… 「どうされました?」 「あたし…夢 見てた・・・11年前のゆめ…」 11年前。 お嬢様が10歳の時。 ジュナはゆっくりベッドから起き上がり、腕を伸ばした。 「あの時のあたし すごく小さかったね・・・・」 今ではその倍くらいになった腕の長さ。 大人びた顔付き。 細くなった首に膨らんだ胸。 .