擦り寄ってきたジュナに布団をかけ直し、トータスはジュナの耳に手をあてた。 トータスはこうすると、すぐに眠る事が分かっていた。 「あのね…トータス・・・」 「はい」 「あたし よく分かんないけどね・・・頑張るよ……」 ジュナは虚ろな声でそう呟いた。 そして次にはジュナの寝息が聞こえてきた。 .