「では、ハビ様はご結婚なさらないと?」 「そのつもりだ。子孫も残しやしない」 あぁ〜 所詮 神の血が流れているとは言え 人間と何もかわらない。 もはや人間と同じ・・・。 愚かな生き物だ。 もう、この者に仕えていても楽しいことはなさそうですね・・・・・。 「失礼しました」 トータスは部屋から出て長い廊下をカツカツと音を立てながら歩いた。 .