トータスが執事として仕えるようになって三年あまりが経った。 「トータス これも断っておいてくれ」 「はい かしこまりました」 渡されたのは、一枚の紙と写真。 「毎日のように送られてくる……もう、うんざりだ」 椅子に座りうなだれるハビ。 「ですが、もうそろそろお考えになりませんと…」 .