リンゴアメとキミ


『だからスゴいかどうかは食べてから言ってくれって言ったんだよ。』

母さんの素直過ぎる反応に軽く傷ついた俺は

頬を膨らましてムスッとスネながら言う。

あんなハッキリ言うことねぇじゃん!!

「ちゃんと砂糖とか入れたの?味全然しないし全然甘くないし!!」

『ちゃんと入れ…あっ』

そういえば砂糖入れた記憶ないような…。

急に思い出した俺

「あ?」

母さんが聞き返す。

『砂糖入れてないかも…』

俺がそう言うと

「何やってんのよ!!砂糖入れなきゃ意味ないでしょうが!!バカ春輝!!」

そう言って俺の頭をコツンと叩いてきた。

背伸びして…。

『うっせぇ!!チビババァ♪』

そう言ってアカンべーをして二階に逃げるように向かった。

部屋に入ってドアを閉めると

下から母さんの怒声が聞こえてくる。

無視して俺はベッドに寝そべる。