リンゴアメとキミ


「春輝…聞いたぞ?クラスの奴らから。お前ずいぶん時期はずれな質問しまくってたらしいじゃん?」

机にうなだれて明らかに脱力状態の俺に聞こえてきた声…。

顔を上げると

『修太…』

そう…俺のダチ

酒井 修太

【さかい しゅうた】

が立って俺を見下ろしていた…。

『だって…』

唇を尖らせてスネた顔をして見せる。

「なんだってりんご飴なんだよ?」

呆れたように笑いながら聞いてくる修太…。

そんな修太に

『教室(ココ)じゃデカい声で言えねぇけど、瑠雨のためなんだよ。』

と小さな声であまり周りに聞こえないように言った。