ゆっくり歩きながら、頭を落ち着かせる。 私は、愁斗が好き。 巳來も好き。 だけど、巳來への好きは男としての好きじゃない。 きっと友達としての好きだと思う。 だから、今の愁斗への気持ちを大切にしたい。 そんなことを思いながら、家へ帰っていた。 「柚芽!!」 突然、後ろから名前を呼ばれた。 「ぇ・・・。ぁ、濫貴さん」 「こんにちは!!あれ?巳來は?」 そのとたん、胸がズキッっと痛んだ。