「俺、今まで柚芽を引っ張り回してたんだよな…。付き合ったと思えばすぐに別れて…って言われるし。もっかいやり直したくて付きあってもすれ違いで別れて……本当にごめんな…。」
な……なんだ…
「そんなことで悩んでたの?私、巳來と付き合ったり別れたりの繰り返しなんて、後悔なんてしてないし、それこそ感謝してる。」
「え…。感謝?」
「うん。巳來のおかげで自分がどんなに未熟か…口だけで世の中を語っていたのかよくわかった。巳來のおかげで今の私があるんだし。巳來から教わったこともたくさんある。」
「そっか…。わかった。ありがとう。」
と、今までにない笑顔で答えてくれた。

