悪魔と俺の禁断の恋

キーンコーンカーンコーン


授業終わりのチャイムが鳴る


拓也は手ぶらのまま家へと向けて歩きだした。ちなみに拓也が鞄を持ってない理由は難儀だからである


「お~い!拓也」


後ろから拓也を呼ぶ元気な声が聞こえてきた。彼の名前は『星 吉敷(せい よしき)』。拓也の友達である


「星……どうかしたのか?」


「いや……別にどうもしてないけどよ。久しぶりに一緒に帰ろうぜ」


「ああ。……なぁ、星」


「何だ?」


「今日ちょっとデパート寄っていいか?」


「ああ、別にいいけど……」


「よし!じゃあ行くか」


拓也は友達の吉敷と共に、新しく出来たネオデパートに向かった