悪魔と俺の禁断の恋

翌朝


拓也の家では騒がしい朝をむかえていた


「ほら、拓也。早くご飯食べなさい」


拓也が寝坊してしまい、もう時刻は11時をまわっていたのだ


「早くしないと遊ぶ時間が無くなってしまうぞ」


「……親父だって寝坊してるじゃないか」


拓也の父は忙しく服を着けている


「仕方ないだろ。昨日、夜遅くまで会社の資料をまとめてたんだからな。それじゃあ俺は車を出してくるから、お前たちは玄関の前で待ってろ」


そう言うと拓也の父は、車を出すため家を出て駐車場に向かっていった


その間に拓也と母は、朝ご飯を食べ終え、玄関を出た