河村の笑った顔を見ると閉じたはずの心がチクッと痛い。





あの笑顔を俺に向ける事はないのに…





一弥を羨ましく思う自分がいた。





一緒にいると俺らしくなれない。




自分のペースを乱されたくない。





河村梓はそんな俺にお構いなしに俺のペースを乱す。






最後の生徒会の集まり。




終わってから下駄箱へ行くと河村が一人で一弥を待っていた。







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