「うおっ!?」


突然竜人が大きな声を出した。


でも、すぐいつものニヤリとした笑いをして、



「まさかホントにしてくれるとは♪」



といってきた。



でも、

私の顔も赤いけど、


竜人の顔も少し赤かった気がした。



言ったら怒るだろうから、秘密だけど。



2人の乗った車は

夕焼けに染まる街を


颯爽と走りぬけた。