『ピーンポーン』


おばさんにバイトを紹介してもらってから、はや2日が経って。


私はとある家の前にいる。


意外に閑静な住宅街の中。赤い屋根のあまり目立たない感じのお家だ。



おばさんにここに行けって紙をもらったんだけど。



実は、まだ仕事内容も聞かされてないし。


どんな人がいるかもわかんないし。


正直すごく不安……。


でも頑張らなきゃいけない。



これも楽しい高校生活のためだ!!


頑張れ私!!



「よぉーし!!」


ファイト!!と、私は自分自身に気合いを入れた。